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virtual ( バーチャル ) の設定

更新日:2005/09/06

virtual とは、複数のドメインを取得されている場合に、1つのメールサーバーでその複数のドメイン宛てのメールを処理できる方法です。

まずは、virtual の設定が行えるように /etc/postfix/main.cf ファイルを編集します。

$ su -
Password:
# vi /etc/postfix/main.cf

と入力して、Postfixの設定ファイルを開きます。そして以下の記述を追加します。

virtual_alias_maps = hash:/etc/postfix/virtual

私の場合は、ファイルの最後に追加しました。

そして設定を反映させるために、Postfix を再起動します。

# postfix reload

Postfixの設定ファイルの変更は以上です。

それでは virtual の設定を行います。 virtual の設定ファイルは、

[ /etc/postfix/virtual ]

です。

# vi /etc/postfix/virtual

と入力して、設定ファイルを開きます。設定ファイルの記述についての注意書きが表示されています。スクロールしながら設定を確認してみましょう。 

最後までスクロールしたら、virtualの設定を追加します。

例えば、ドメインを

[ vine-linux.ddo.jp ] ( 初期設定した自ドメイン )

[ hoge.domain.jp ] ( 追加するバーチャルドメイン )

とします。

自ドメインの vine-linux.ddo.jp の場合は、受信するメールアドレスと送信先のユーザーを記述すれば、メールを転送することが出来ます。

例えば、hogehoge01@vine-linux.ddo.jp へのメールを webmaser ユーザーへ転送するには、

hogehoge01@vine-linux.ddo.jp webmaster

と入力します。

次に、hoge.domain.jp ドメインのメールを受信するにはまず、ドメイン名を明記します。

hoge.domain.jp anything

と入力します。この後半の anything は、OK でも ON でもよく、任意の文字を設定します。慣例では anything です。

そして hoge.domain.jp ドメイン宛てのメールをどのユーザーへ配信するかを設定します。例えば、 hogehoge02@hoge.domain.jp へのメールを webmaser ユーザーへ転送するには、

hogehoge02@hoge.domain.jp webmaster

と入力します。

分かりやすく続けますと、

# vine-linux.ddo.jp → 自ドメインは設定しないので入力しない、またはコメントアウト
hogehoge01@vine-linux.ddo.jp webmaster
hoge.domain.jp anything → バーチャルドメイン
hogehoge02@hoge.domain.jp webmaster

の3行を追加したことになります。

また、このhogehoge01とhogehoge02のユーザーは実際のLinuxユーザーに存在する必要はありません。

そしてファイルを保存してエディタを終了し、設定を反映させます。以下のコマンドで、設定が反映されます。

# postmap /etc/postfix/virtual

これで複数のドメインでもメールがLinuxユーザーへ送信されるようになりました。

注意:自ドメインをvirtualへ設定すると、外部からのメールを全て受け付け、内部もリレーすることになるので、不正中継の温床となる可能性があります。必ず自ドメインは vitrual へは設定しないように注意して下さい。

virtualを使った基本的なメール転送方法の説明は以上です。


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